サラシアレチクラタ木エキス

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コタラヒムブツ(Kothara himbutu)は、スリランカ原産ニシキギ科サラシアレティキュラータ(Salacia reticulata)のスリランカにおける呼び名です。蔓性の多年生木本で、主にスリランカ北部やインド南部に自生しています。
コタラヒムブツの根や幹は伝承医学アーユルヴェーダに使用され、5000年ほど前より糖尿病や炎症、皮膚疾患、肝炎などに効果があるとされてきました。
コタラヒムブツは、スリランカ2000種以上のハーブの中でも特に貴重な植物と考えられ、原木の保護のためにスリランカ政府が長らく輸出禁止措置を取ってきたことから、門外不出の幻のハーブと言われていました。
このコタラヒムブツの幹より抽出されたサラシアレチクラタ木エキスは、以下の効果が期待できます。
・コラゲナーゼ阻害作用
サラシアレチクラタ木エキスは、皮膚の構造維持に重要な役割を果たしているコラーゲンを分解する酵素・コラゲナーゼの活性を阻害します。このことから、サラシアレチクラタ木エキスには、真皮コラーゲンを保護する作用が期待できます
・ヒスタミン遊離抑制作用
サラシアレチクラタ木エキスは、ヒスタミン遊離抑制作用があります。このことから、サラシアレチクラタ木エキスには、抗炎症作用が期待できます。